町田むくの家

●設計事例の所在地: 
東京都町田市
●面積(坪): 
38坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

このサイトの紹介サービスのご縁で設計をさせていただきました。町田市内の大手分譲地内の高台にある住宅です。シンプルでモダンな木を生かした大きな吹抜のある内部に、太陽光発電、IHやエコキュートによるオール電化、環境と自然素材にこだわった住宅で、ナチュラルな素材感にこだわったものを使用しています。から松の無垢三層パネルを建具材、家具材として使用。自然素材として北欧パイン無垢床材、杉無垢天井材を使用して、オスモの自然塗料で仕上げ、壁には炭を漉き込んだ土佐和紙や月桃紙を使っています。壁通気工法、屋根通気工法、高耐久、高耐震仕様、ボード気密工法、次世代型高断熱仕様を採用。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

高台に建つ家で眺望が良いので眺望が生かせる家と言う事で2階に広いデッキテラスを設けました。
無垢材にこだわりましたので床はパイン無垢材、天井は杉無垢材で建具も三層無垢パネルで作成しました。

その他の画像: 

建主様は某大手オーディオ機器メーカーにお勤めの方で、私自身も昔はオーディオに凝っていた時期がありましてスピーカーのエンクロージャーを作ったり自作プレーヤーを作ったりで入れ込んでいて音に対してこだわりがありました。オーディオルームにお金をかければきりがありません。いかにコストをかけずに効果のあるものを作るかと言う事でいろいろと考えました。

■音響学の石井式の部屋の寸法比に近づける
■天井と床は非平行(傾斜天井)
■室の良い反射音のために壁・天井に自然木質ボード使用
■電源ケーブルの強化
■グラスウールによる吸音・遮音
■防振吊り木天井■遮音のため下地の質量を高める
■スピーカー設置部分の床補強
■将来的な7ch想定等
■気密性、遮音性確保のため開口部は採光のための必要最低限に
を行いました。
シナ合板の壁・天井、無垢パインフローリング、カラ松無垢三層パネルによるカウンター収納等すべて木質

設計者

ユーザー クラフトワーク 一級建築士事務所 後藤 康彦 の写真
オフライン
Last seen: 2年 1週 前
登録日: 2014-09-02 12:31